真面目に、正直に。それが一番大事なんです。

  • 代表取締役会長 小川 道幸
会長

もともとは、父が函館方面で商売をしていて、取引先が札幌中央卸売市場の周辺に支店を出すことになり、支店長として声をかけてもらったのが始まりです。
私が8歳のときに札幌へ来て、そこから魚の世界に関わるようになりました。
その後、函館の会社が撤退することになり、独立して「小川商店」を立ち上げました。そして平成2年に「大成水産」を設立。父と私、もう一人の3人でのスタートでした。

とにかく大変でした。父は体が弱く、入退院を繰り返していたので、実質2人でやっていました。
私はトラックを運転して仕入れも配達も全部。昼は車の中で弁当を食べながら。
当時のトラックにはパワステもエアコンもなくて、真夏でも窓全開。
携帯もないからポケットベルを鳴らして、公衆電話を探して連絡を取っていました。
今思えば、よくやってたなぁと思いますね。

売上だけを追っていた時期もありましたが、
「長く続く会社」にするために、しっかりと実のある経営に切り替えました。
それからのほうが、安定した形で成長しています。
今は数字よりも中身が大事だと感じています。

社員が本当にいいんです。
みんな真面目で、それぞれに得意分野があって、自分の目標を持って働いてくれる。
新卒採用はしていませんが、業界で信頼されている人の紹介で入ってくることが多くて。
自然と、いい人が集まってくれたんだと思います。

特別なことはしていません。ただ、真面目にやること。
最初は銀行にも相手にされず、手形を切って少しずつ信用を積み上げてきました。
ここに至るまでにはコツコツとやってきた年月があります。
信用って、築くのは時間がかかるけど、失うのは一瞬なんですよ。

特に「こうしてほしい」というのはないですね。
その時代ごとに、自分たちで考えていけばいいと思っています。
ただひとつ言うなら――売上や数字「だけ」を追うようなやり方はしてほしくない。
真面目に、誠実にやること。それが結局いちばん大事なんです。

売上は伸ばしていきたいと思っています。
100億円を目指す気持ちはありますが、人が足りません。
だから、いい人材と一緒に、しっかりした成長をしていきたいですね。

今は映画を見ることですね。
アマゾンプライムでいろんな映画を見ています。
毎日会社には顔を出していますが、もう現場というよりは見守る立場になってきました。

「真面目」。
真面目に、正直に、コツコツと。
それが大成水産です。


TOP