── 宮古社長にとって、大成水産とはどんな会社ですか?
うちは、派手な会社じゃないんです。
どちらかというと「地味」なほうですね。
コツコツと、静かに積み重ねていく。
競争することよりも、落ち着いた姿勢で仕事に向き合う。
そういうやり方を大切にしてきました。
派手さはなくても、着実に信頼を積み重ねていく。
それが大成水産らしさだと思っています。
── 社長ご自身も、そういうスタイルですか?
そうですね。
あまり前に前に出るタイプではなく、社員ひとりひとりを見ながら、支えるほうが自分らしいと思っています。
── この業界に入られたのはいつ頃ですか?
大成水産に入ったのは26歳のとき。
もう30年以上になります。
もともと水産の仲卸のところで働いていて、ずっとこの業界ですね。
干し物、開き物、加工品、いくら、タコ……いろんなものを扱ってきました。
これ!という決まったものはなくて、必要なものを柔軟に対応してきた感じです。
── 長い年月の中で、大変だった時期はありましたか?
経営の中で、悩むことや困難な出来事はいろいろありました。
でも、そうした出来事があったからこそ、今の大成水産があります。
ひとつひとつを乗り越える中で、社内の風通しもぐっと良くなりました。
今は本当に、いい会社になったと思います。
── 社長として、社員の方々に伝えたいことはありますか?
特別に「こうしてほしい」ということはありません。
みんな、それぞれのペースでいいと思っています。
頑張っている人がきちんと報われて、安心して働ける――そんな環境をつくっていきたいですね。
それに、社員にもそれぞれの生活があります。
みんなの生活を大事にしたいんです。
── お仕事をする上で、大切にしている信念はありますか?
「人を裏切らない」――それだけです。
相手が損をするということは、売った側にも責任があります。
だから、誠実に、正直に。
昔からずっと、その気持ちを大切にしてやってきました。
── 若い人や、これから入社する人へメッセージをお願いします。
うちは「明るくて、のびのび働ける会社」です。
自由な雰囲気がありますが、それは「それぞれが責任を持って動ける」という意味です。
来てみないと分からない良さが、きっとたくさんあります。
真面目に、誠実に――そんな人には、きっと働きやすい会社だと思います。